指先は見せたくない派のサボタイプです。自分用にインソール加工できます。よく足の裏が痛いのでインソールを加工してください。とご連絡があるのですがインソールが靴に張付いているタイプはできません。購入される時は靴からインソールが外れることをお確かめくださいませ。なぜか先週は糖尿病の方が多くご来店されました。ご自分が糖尿病とは気付かずに「靴擦れ」でできた角質をお風呂上りにハサミで切り取ったところ皮膚が変色してきたので病院へ行ったら即入院で血糖値が下がるのを待って親指を切除したそうです。歩行する際に親指というのは割と重要な役割があります。地面から足が離れる際に親指を使って地面を蹴り返します。それが出来ないので健康なもう片方の足に負担がかかり、膝や腰まで痛くなってしまったそうです。当初スニーカーご希望でしたが靴の内側に縫い目のないドイツ製の糖尿病シューズを履いていただくと「断然こっちの方が履き心地がいい。」ということでしたので息子さんのご判断で2足ご注文いただきました。オーダーインソールを入れて履き心地を試していただくとよくわかると思います。もうひとかたは片足がすでに義足でもう片方の足には靴擦れができていました。担当の医師が「乾かさない傷の手当」をその部分に実行されているということでした。糖尿病の方はご自分で足の角質を削ったり、深爪してはいけません。糖尿病フットケア外来というのがあるのでそれを利用したり、皮膚科で爪を切ってもらっても良いと思います。また傷が出来たときにすぐに気付けるように白い靴下を常に履くというのも良いと思います。ドイツでは足の裏にゼリーが敷き詰めてある靴下も販売されています。シューテクニックの近くの大学病院にもフットケア外来があり、担当の看護師の方からよく靴をご希望のお客様をご紹介をいただくので、今度はこちらからもフットケアのご紹介をしていきたいと思います。足は大切にしましょう。ものすごく実感してしまいました。