夏休みに久しぶりに会った埼玉の妹は、長かった髪をバッサリ切ってサッパリしていた。これは、そんな妹のはなし。切りに行くのがめんどくさいな、というささやかな理由で伸びに伸びてしまった髪を、ようやく切りに行く決心をした妹。駅の近くで適当な美容院をみつけて、行ってみたらしい。「(めんどくさいから)ショートにして下さい。」と言うと...「ちょっとあなた!顔が小さくて首が長くてなで肩でショートにしたら、貧相になるでしょ。この暑いのに、襟のあるシャツを着る?着ないでしょ!」と言われ...「いいからまかせなさい。あなためんどくさがりでしょ?楽な髪型にしてあげるから!」と、性格まで見抜ぬいた上で、その美容師さんは、髪型を決めてくれたらしい。で、なんだか熱い美容師さんだなあ...と、雑誌を読んでやり過ごそうとした妹。しかし、その美容師さんはホンモノだった!!「雑誌に逃げようとしたでしょ?いいからハナシに付き合いなさい!」と、妹から雑誌を取りあげると、強制参加させたのである!「いい?話しながら切るのは、笑うと頬骨がどう上がるか、眉がどう動くか、表情を見るためなんだからね」という次第で、妹は雑誌を手に取ることも許されず(笑)、美容師さんに協力し、今の髪型を作り上げて来たらしい。・・・なんて面白い美容師さん!!これから常連になって、この美容師さんと妹が、もっと仲良くなってくれることを望みます♪っていうか、お姉ちゃんも今度そこで切ってもらいたいよ!(笑)。